tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

白血球の値に一喜一憂

 本日(3月6日)現在の抗がん剤治療第2クール第3週の点滴。今日は、規定通りRAM(サイラムザ)とPTX(パクリタキセル)2種の点滴。

 毎回、この点滴の前に血液検査を行います。今日行った血液検査の結果がうれしかったので、そのことを記しておきます。今回、私が一番気にかけていたのは、「白血球の値」でした。それは、私のがんが「G-CSF産生腫瘍」という特殊な腫瘍であり、それは白血球をつくりだすことに特徴があると先日書きました。ですから、私の白血球の値は非常に高い状態が続いていました。白血球の基準範囲は、4000個~9600個。ところが私の数値は、2万個の後半にまで跳ね上がっていました。それなのに、今回の抗がん剤治療が始まり最初の点滴1週間後の血液検査で、一気に基準範囲内にまで数値が下がったのです。白血球の数値が下がったと言うことは、それだけ私の中の腫瘍が力を弱めた、という風に判断できるからです。ところが、その後また微妙に増えてきて、先週の検査では、基準範囲を少し越えるようになっていました。「これって、腫瘍が力を盛り返しているの」と少し不安を抱えて今日の検査に臨んだのです。その結果は「7000個!完全に基準範囲内の。数値に戻っていました。これ以外の数値からも主治医の、緒方医師は。現在の治療に強い自信を深めているようでした。それにより、自分自身も意を強くして。帰宅することができました。