tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

発熱・寝汗・むくみ(PART 2)

 久しぶりに雨が降り、「いいおしめり」ですかね。乾燥しすぎていましたからね。私は、この3月の雨が大好きです。一雨ごとに春が確実に近づいてくるのがわかるからです。一雨ごとに土手の緑が濃くなっていくんですよね。

 さて、前回は「発熱」について書きました。今日は、「寝汗」と「むくみ」について。発熱が続くようになったある晩、12月中頃、突然上半身だけ寝汗をかくようになりました。これも原因不明です。おそらく癌の影響なんだろうと思いますが、今までになかったことだけに「なぜ?」という思いが強くありました。それでも、最初は一晩に1回程度。しかし、年が明けた頃からは、一晩に2・3回はぐっしょり汗をかくのです。そのために、完全に寝不足になりました。発熱の関連性を考えてもみたのですが、ロキソプロフェン等を使って、熱のコントロールができるようになっても、この寝汗は続きました。

 そして、1月中旬になり、突然始まったのが「むくみ」でした。最初の抗がん剤治療が不成功に終わり、第2段階の抗がん剤がまもなく始まろうとしていた1月16日、足のむくみが気になり、群大病院に連絡して診察をしてもらいました。主治医は、明確な原因はわからないけれども、アルブミンの数値が低すぎるために、血管中の水分を保持できずに血管から出た水分でむくんでいるんだろう、という説明でした。いずれにしても、かなりむくんできているので緊急に入院をしましょう、ということになりました。ここからおよそ1ヶ月間の入院生活に入ります。

 この入院中、寝汗は毎晩3回程度、そしてむくみは着実に増えつつありました。どちらも看護師さんたちも、先生たちも明確な原因がわからず、改善のための有効な手立てがなく推移します。そして、1月23日に新しい抗がん剤治療がスタートしました。

 すると、その2日後、突然寝汗がでなくなったのです。新しい抗がん剤が作用したとしか考えられませんでしたが、いずれにしてもその後、寝汗は完全になくなりました。おかげで、着替えの下着やパジャマがいらなくなったこともありましたが、夜中によく寝られるようになりました。

 それでも、むくみが引くことはなく、微妙に増え続けます。このあたりのことは、次回に。