tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

発熱・寝汗・むくみ(PART 3ー①)

 昨日から嵐のような風が吹き荒れています。農作業が始まっていて、きっと畑に出ているおじさんたち、苦労していることでしょう。

 今週は、はりきってスポーツジムのグンゼに行き少しトレーニングを始めました。水曜・木曜と行き、昨日(金)も行く気満々だったのですが、さすがに、太腿の筋肉がはって疲労が出ていていたので休みました。

 さて、きょうは「発熱・寝汗・むくみ」の第3弾。「むくみ」についてです。自慢ではありませんが、おそらく今回の私ほど体中が水ぶくれになった人間は、他にいないのではないかと思うくらい、足先から頭のてっぺんまで、およそ1ヶ月間見事にむくんでいました。

 むくみが気になりだしたのは、1月14日頃。この頃の体重は56キログラムくらい。本来なら癌になって以降、特に暮れから年始にかけての抗がん剤副作用のためにほとんど食べられない期間もあり、50キロ程度の体重のはず。つまり、この段階で5~6キロも水分で体重が増えていたんですね。そして、群大に緊急入院したのが1月16日。この後、体重は順調に増え始めます。入院中は、「リンパ浮腫」に関する専門知識を持った病棟の看護副師長さんを中心に看護師さんがマッサージをしてくれたり、チュービコットというサポーターのようなものを足にはかせてくれたりしました。それでもなかなか引くことはなく、2月11日に退院して帰宅します。そのときの体重がおよそ62キログラムくらい。その後も、むくみは引くことなく体重とともに増す一方!ピーク時の体重は65.5キログラム。この頃は、寝ていても太ももやふくらはぎが張り裂けそうに痛くなり、膝も足首も曲がらないから全く寝返りも打てない状態。そうすると、今度は背中にたまった水のために、そこが圧迫されて痛みが出てくる始末。

 足の甲も足裏も田舎まんじゅうのように見事にふくらみ、くるぶしはどこを探ってもどこにあるかわからないし、土踏まずは完全に消滅。すねから足の付け根まで、おなかの周囲、そして(ちょっと恥ずかしいですが、記録なのであえて書きます)陰嚢までもが出産直前の妊婦さんのおなかのようになりました。

 こんな状態が2月21日まで続きました。この間のいろんなトピックスはたくさんあり、長くなりそうなので、とりあえず今日はここまでにします。