tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

RAM/PTX第4クール初回

  RAM/PTX第4クール初回。

  今日は、急患があったとかで、採決後三時間半待たされ、ようやく正午に点滴がスタート。今日に限って‼️     というのは、今日は家内も嬢も仕事で、夕方保育園に孫を迎えに行き、そのあと塾で授業を行う予定なんです。しかし、このままだと、かなり時間的に厳しそうです。看護師さんに、ピッチを上げてくれるように頼みました。

    それはさておき、今日の白血球の値は、12.3‼️ちょっとショックな数値となってしまいました。何度も書いてきたように、私の癌の状況判断の指標はこの白血球の値です。第3クール終了段階が、7.5程度たったのに、一週間薬を休んだだけで、これだけ数値が上がったのは、やはり、精神的にダメージが大きいものがあります。少し大げさに書いてしまっている面もあるのですが、これだけショックを受けるには伏線があります。

    というのは、ここ2週間ほど、腹水がたまっている感があって、常に腹部の圧迫感が消えません。同時に、しばらくなくなっていた食後のも「たれや痛み」が出て来ていて、特にもたれ感については、食事をするのが気が重くなるくらいに強いものがあります(それなので、今日は胃の動きをよくする薬を処方してもらいました)。

    そんな毎日が続いているので、ここ数日やや気分的に滅入ることが多く、今日もそんな雰囲気を持ったもまま病気に来て、しかも三時間以上待たされて、等々いろいろのことが重なっての「気分」が出てしまっているようです。

    ただ、CT等の検査をしているわけではないので、客観的にはなんとも言いようがないのですが、    以前に千葉さんからは、マイナスイメージのシナリオを自分で作ってはダメ‼️と言われていますが    やはり、癌が抗がん剤を凌駕する勢いをもってからだの中で暴れているのではないか、と思わざるを得ません。

  「G-CSF産制腫瘍」の特徴   増殖スピードが速く質が悪い❗  ということが頭にこびりついているせいもあり、なおさら不安がつのります。ただ、だからと言って、「今の薬の効果があまり上がらず、癌が広がって」いたとしても、「そのときはそのとき」という、意外と冷めた気持ちも持ち合わせているようです。

   さてさて、今日は点滴が大小合わせて6本入ります。まずは

副作用抑制のための薬。
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 これは、15分程度。この後生理食塩水100ミリリットルを一本。そして、メインのサイラムザ
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    以前に書いたように、この「サイラムザ」は、いわゆる抗がん剤とは少し働きが違う「分子標的薬」という、癌の増殖を押さえる薬。二、三年前に開発された新しい薬。この子にとても期待しているんですけどね🎵

    そして、サイラムザのあとに生理食塩水を点滴(現在点滴中)。これが終わると、いよいよ今日の二人目の主役「パクリタキセル」が待っています。このパクリタキセルは完全な抗がん剤で、毎週打つことになっています。もちろん、この子にもうんと働いてもらいたいと願っています。

    パクリタキセルが終わると、最後に生理食塩水を入れて、本日のお勤めが終わります。