tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

たくさんの教え子たちから応援メッセージ

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  これも私の大好きな花の一つです。初夏、庭先に咲く多年草の『オダマキ』です。きちんと調べていないので、何の蘊蓄も語れませんが、色も形も私を引き付けます。 

  ここ数日、また少しむくみが強くなってきて、体重が微妙に増えつつありました。しかし、また体重が減り始めました。今回の体重増加が始まったのは、今回の点滴を行う2日ほど前の日曜頃から。火曜日の点滴に行ったときには、腕も結構むくんでいて血管が出にくい状態になっていました。ところが、一昨日(木曜)、昨日(金曜)とすこしずつながら体重が減りつつあり、むくみが止まっているようです。相変わらず胃部の痛みと食後のもたれ感はありますが、むくみが引いてくれるのはうれしいことです。

 

 先週の、CTの検査結果の報告は、このブログだけでなく、LINEの『オカノ通信』という教え子たちとのLINEグループにも載せました。このときの記事では、みなさんを、どうコメントしていいものか、だいぶ悩ませてしまったようで、申し訳なく思っています。この報告を書いた翌週の月曜日(今週の月曜で、翌日が新しい点滴の日でした)に、小学校1年生で担任をしたM・Sさんから次のようなメッセージが届きました。

 実は👆先週からこのメッセージを送信出来ずにいました。毎日先生の事を考えていました。昨日のブログを読んでやっと送る気になりました!先生のつぶやきは先生を知れる良い場です!

 そして国民の二人に一人がなると言われている癌の事も勉強になります。正直、私の年齢だと周りに癌経験者が居ません。先生から教わった知識や気持ちはいずれ私たちも立ち向かうであろう現実への備えともなります。その時に人生の道しるべとして先生に再び感謝するのでしょうね。

 そして、今回のナブタキセルとサイラムザの治療が始まったことなどを、やはり『オカノ通信』に一昨日(17日木曜)書きました。すると、たくさんの教え子たちから応援メッセージが届いたのですが、その中に平成4年度に6年生で担任をしたT・Kさんから、次のようなメッセージが届きました。

 ・・・気持ちが張り詰めている時などは、冷静に文章を書くのも大変なことではないかと推察します。それでも先生が書いてくれるブログや担任ヒストリーは、私たちに先生との繋がりを感じさせ、先生がガンと共に生きる日常の中でも、教育者としての姿勢や生き方を貫かれている事がはっきりと表れていると感じるのです。

上手く言葉にできませんが、先生のブログを読むことで、まるで今また先生に授業をして頂いているような…。そんな感覚です。先生が思う以上に、先生のブログは私達教え子に大きな影響を与えてくれていると思います。先生を思い、学生時代を思い出すだけでなく、今の自分や自分の生活を省み、自分の考えや発想を見直したり、反省したりするきっかけにもなります。先生はブログで、教え子に心配をかけて辛い思いをさせているのでは、甘えになっているのではと書かれていましたが、そんなことはありません。私達には、先生の治療が上手く進むようひたすら祈ることしかできませんが。

 

 他にも、このブログや『オカノ通信』のメッセージに対して同様な感想を寄せてくれた人がたくさんいます。自分としては、それほど大業な意識でもって書いているわけではなく、文章にすることで自分の気持ちが整理できたり落ち着いたりするから、というのが一番の理由です。そして、自分の中の不安を書いて、それを誰かに読んでもらい、私の不安をシェアしてもらうことで、不安が解消するような気がして書き連ねている(これは、かなり私のわがままかもしれませんね)のが本音かもしれません。それでも、多くの教え子や私を知る人たちが、このように考えながら、たくさんの応援を送ってくれています。