tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

「イリノテカン」点滴、輸血、アルブミン製剤点滴

  昨日、国がん東病院に行って治療を受けてきました。「イリノテカン」2回目の点滴です。1回目から症状的にはあまり変化がなく、腹部の恒常的な膨満感による食慾不振が少しずつ強くなってきているのが、一番の困りごとであることを主治医には伝えました。やはり、がんが胃をふさいでいるので、仕方のないことのようです。

 先週、急きょ輸血を受けたことで、ヘモグロビンの値は幾分回復していました。しかし、まだまだ基準値を大幅に下回っているので、今回も輸血をすることに。さらに、アルブミンの値が極端に低くなっていることから、アルブミン製剤も入れることになりました。「アルブミン」はもともとずっと低くて、そのためにむくみが改善されないのではないかともいわれていました。そもそも「アルブミン」とは血漿中に最も多く含まれるタンパク質で、血管中の水分を字保持するのがその主な働きなのだそうです。

 結局、昨日は点滴センターのベッドで5時間、ずっと点滴台につながれ、終了したのは19:00でした。幸い、北千住発19:52の伊勢崎行き「りょうもう号」に乗れたので、22:00前には帰宅することができましたが長い一日でした。

 「イリノテカン」2回の効果を見るために、来週の金曜日に病院へ行き、CTの検査をすることになりました。主治医の設楽先生の話では、その様子を見ながら、新たな治療薬の使用をスタートさせる可能性もあるとのこと。

 この先にどんな治療と結果が待ち受けているのかは、わかりませんが、とりあえずは、ここ数日の間の副作用が強く出ないことを願うばかりです。来週は、次女が1週間の夏休みをとれたのと、だんだんに家族旅行の機会も減ってきそうなので今のうちに、という思いもあって、4日間の九州旅行を予定しています。その旅行までは、副作用を引きずりたくはないと思っています。九州で食べたいものがたくさんありますが、はたしてどれだけ食べられるのやら、それが気がかりです。おいしいものの「ちょっと食べ」戦法で、九州の味を楽しんで来ます。