tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

『ガン日和』も『ジャム日和』


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 秋が進んでいます。群馬では台風25号の影響は、フェーン現象による日差し程度で済んだようですね。この写真、近くの吉田栗園から仕入れた「低温熟成」の「ポロタン」。とても甘みが強く、まさに加工向きです。家内は、この「3L」サイズで「渋皮煮」を作り、私は、「M・L」サイズでジャムを作りました。3度目の栗ジャム作りで、ようやくコツをつかんで、結構いい感じの「栗ジャム」ができました。

 と、ここは『tsuyojijiの「がん日和」で、「ジャム日和」ではありませんでしたね。

 実は、今朝栗ジャムを仕上げ段階の火入れをして、ひたすら木べらで鍋をかき混ぜながら、ふと『「がん日和」から「ジャム日和」にかえてもいいかも』などと考えていました

 目下の私の1日の生活を考えたとき、結構ジャム作りが大きなウェートを占めています。本当は、今働いている「ワークスタジオ前橋」のカリキュラム作りを手がけていて、その具体案を早く作らなければなりません。また、「みらい」という私が行っている塾の新しい方向性についていい考えが出てきたこともあり、そのチラシを作ったり、そのための教材作りをしたりしなければなりません。そんなこともあり、しばらく前に、「ジャム作り休業宣言」をしたのですが、なかなか、その通りになりません。ふと気づくと、キッチンに立って果物の皮をむいていたり、鍋の中をかき回していたり。

 『もうジャム材料を仕入れるのはやめよう』と思っているのに、『鷹の羽ブドウ園のベリーエーがいよいよ本番だな』『由田果樹園のイチジクはそろそろ終盤だから、今のうちに』『あかねリンゴがそろそろ出て来る頃だぞ』『栗ジャムいい感じだから、もう一度吉田栗園に行ってこうようか』『孫たち好きだから、パイナップルを仕入れようか』等々、もたれや痛みで休んでいる食後の時間、居間の座椅子にもたれながら、頭に浮かぶのは、そんなことばかりです。

 この3連休、パソコンに向かっていろいろやるべきことをやろうかと思っていましたが、昨日(土曜日)の朝から37.7度の発熱。しかたなしにカロナールを飲んで熱を下げつつ休養。夜も再び熱が上がったので、早めにベッドへ。そのため、今朝は4:00頃目覚め、そのまま起きだして、ふと気づいたらキッチンに立って、栗ジャムづくりに専念。その最中に『「がん日和」から「ジャム日和」にかえてもいいかも』が思い浮かんだのです

 実際に、今後オプジーボなどの薬が功を奏して癌の心配がなくなったとき、当然この『ガン日和』は終了したいと思っています。一日も早くそうしたいという思いがあります。