tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

抗がん剤第4コースの2回目。

    今日は、少しぐずつき模様の天気です。明日まで雨の予報が出ていました。昨日の夜、天気予報の予報士さんが、「筍梅雨」という言葉を使っていました。「菜種梅雨」というのは知っていましたが、そんな言葉もあったのか、とちょっとビックでした。

    今は点滴の真っ最中です。「RAM/PTX」第4コースの2回目。今日はパクリタキセルのみなので、早めに終わるよてです。

    いつものように、点滴に入る前に、血液検査に基づく医師の診察がありました。今日は、久しぶりの生方先生。私からすると、一番信頼できる先生。他の先生が信頼できない、というわけではありません。どなたも力のある先生方なんでしょうが、一番患者の顔を見て、病状を聞いてくれたり、納得いくまで説明をしてくたり、という点で生方先生が私には一番信頼を寄せられるのだと思います。

 

   さて、今日の血液検査の結果、白血球はこの前よりもいくらか下がっていました。生方先生が言われるには、採血したタイミングで微妙な数値の変化は出るので、標準は超えているけれども、安定して癌を押さえ込めていると言えるでしょう、とのことでした。この話の後、これまでのCT画像を見ながら、お腹の中の複数の臓器や気になるリンパ節の様子について説明してもらいました。それらの話を総合して考えると、私の癌の場合、あまり楽観的な先の見通しを持てるほどには甘くないのかもしれません。ただ、見えないお化けに怯えていることこそ、バカらしいことはありません。残りの時間がどの程度かはわからないわけですが、それだけに今を充実させる生き方をしていきたいと思います。