tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

怖い「廃用症候群」回避のために

昨日、転倒した話を帰宅した娘に話しました。すると、娘が国立がん研究センターのホームページの中から、がん患者のリハビリに関する記事を見つけて来てくれました。その中の、一部の内容が、今の私がはまりこんでいる状況にピッタリ‼️その内容を下に引用します。

6.化学療法・放射線治療とリハビリ
抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療が行われている時期のリハビリは「回復的リハビリテーション」、そしてこれらの治療が終わった時期のリハビリは「維持的リハビリテーション」となります(図1参照)。週3回から5回の運動により、治療中・治療後の体力低下を予防し、倦怠感(けんたいかん)を軽減します。

抗がん剤放射線による治療中もしくは治療後のリハビリといわれても、多くの人はピンとこないかもしれません。なぜならば、がん治療の中でリハビリの対応が最も遅れている分野だからです。抗がん剤放射線による治療中は、がんそのものや治療の副作用による痛み、吐き気、だるさなどの症状がよく起こります。また、口内炎や吐き気・嘔吐、下痢などの副作用で食欲が低下して栄養状態が悪くなり、眠れなくなることもあります。さらに、精神的なストレスを感じたり、意欲が低下したり、気持ちがふさぎ込んだりして、心身ともに疲れ果ててしまい、昼間もベッドで伏せりがちです。
こうして動かなくなると、筋力はたちまち落ちて体力も低下し、少し動いただけでエネルギーをたくさん消費するため、一層疲れやすくなります。そして、疲れるから動かない、動かないから体力が低下するといった悪循環におちいり、ついには寝たきりになる「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」を来してしまいます。

抗がん剤放射線による治療を行っている患者さんの多くが、疲労感や運動能力の低下に悩まされており、さらに治療が終了した患者さんのなかにも体力や持久力の低下を何年にもわたり実感している人がいます。このような状態は「がん関連倦怠感」とよばれ、近年、リハビリが積極的に対応すべき症状であると受け止められるようになってきました。

この「廃用症候群」になっては、いけない‼️と考え、今日は風もなくおだやかな日だったので、家内に付き合ってもらって、ウォーキング。約40分で3000歩歩いてきました。

明日は、日赤病院か伊勢崎市民病院のリハビリトレーニングの科を受診してみようかと思っています。