tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

セカンドオピニオン

 いよいよ梅雨に入りましたね。昨日と今日の温度差に参ってしまいました。

 今、連日腹痛(胃であったり、下腹部であったり)に悩まされています。今日も、日中のほぼ半分は、痛み止めの薬が効くまでうなっていました。

 

 ほぼ1ヶ月前に、パクリタキセルからナブタキセルに、主治医の先生たちの大きな期待を持って変えてもらいました。しかし、その薬に変えた頃から、腹部の痛みや食後の倦怠感がひどくなっている気がして、かえって癌が拡大しているように感じられてなりません。

 そんなこともあり、また、もう少し手術を諦めたくなくて、千葉県柏市にある国立がん研究センター東病院の胃外科でセカンドオピニオンを受けることにして、群大から紹介状をもらい、一昨日行ってきました。

 結論的には、手術はリスクが高すぎて不可能とのこと。担当してくださった木下先生がおっしゃるには、「おそらくどこの病院に行っても、手術に関しては群大病院と同じでしょう」とのことでした。しかし、「内科的には、この病院の方が可能性があるかもしれません」と言ってくれました。

 実は、この病院の消化器内科で抗がん剤の開発等に中心的に関わっている設楽紘平先生は、学年は違いましたが、私が附属小にいた頃の児童でした。そのことを話すと、すぐに木下先生が設楽先生に連絡を取ってくださり、設楽先生もその場に来てくださいました。そして、私の状況を見て、あと一ヶ月後にCTをとる(群大の方針)などという悠長なことを言っていないで、すぐにもCTを行い、現状を確認して薬をどうするか検討した方がいい、という考えを示してくれました。

 ということで、所期の目的であった手術は諦めざるを得ませんでしたが、抗がん剤治療に関して、少しまた展望が開ける可能性が出たようで、明るい気持で外環道・関越道を運転して帰ってきました。来週、群大病院で今の薬の第2コースの点滴が始まります。それを受けつつということになるでしょうが、来週、今度は正式な受診というかたちで、がん研の東病院消化器内科を訪ねようと思っています。

 今日も、痛みをこらえながら「もう少しじたばた、あがいてやる!」と考えつつ1日が終わります。