tsuyojijiの「ガン日和」

胃がん発見からおよそ1年になります。これまでの経過や日々の様子を書き連ねます。

オプジーボ 2回目投与

 例年にない、高温続きの毎日。先ほど、気温が高すぎるために、日中蚊に刺されることが少ないというニュースが流れていました。少しはいいこともあるものだと、感心した次第。

 前回、急遽、「虚血性腸炎」のためにがん研究センター東病院に入院し、その途中のことまで書いたままであったことに気づいて、慌ててパソコンを開きました。

 あの後、腸炎はだいぶ落ち着いて、予定通り金曜日に退院できました。本当は、先生たちはもう少し病院に置いて、食事療法をしっかりさせたかったらしいのですが、土曜日に「かたかごの会」という教え子たちが私を囲んで励まそうと企画してくれた会が予定されていたので、何がなんでも金曜日には帰らなくてはならず、先生に無理を言って退院させてもらいました。そのために、週明けの月曜日には必ず様子を見せに来るようにと、くぎを刺されての退院となりました。

 さて、帰宅後、土・日曜日と比較的元気に過ごすことができ、その状態を維持したまま翌月曜日に病院に行きました。血液検査の結果を待って設楽先生に呼ばれ診察へ。調子を聞かれたので、「かなりいい感じです」と答えると、先生から「血液検査の結果もとてもいいですし、体調もよさそうですから、2日早いけど、明後日予定のオプジーボ2回目を、今日入れちゃいますか」というお話。そうなんです。予定では2日後の8月1日(水曜)には、再度点滴に来ることになっていました。それなので、喜んで、2回目の点滴を受けさせてもらい、帰宅しました。

 ただ一つ、大きな心配は、1回目のオプジーボ点滴後、その晩から発熱と腹痛が続き腸炎にまでなったので、今回の点滴後の反応でした。しかし、今回はそのような急激な反応は起こることなく、数日が推移しています。逆に、熱はこれまでになく安定して、朝のうち、37.2度くらいで、あとは36度台に落ち着いています。ただ、腹部の膨満感、圧迫感、食後のつかえ感はやや強くなり、特に、朝のそれらの症状は強くて、朝ご飯を食べられない日があったり、食べた後のもたれがひどく、午前中はほとんど行動できない、という日が続いています。

 このオプジーボにはとても期待しています。その理由はしばらく前に書いたように、私のがんは、この最終兵器ともいうべき「免疫チェックポイント阻害剤  オプジーボ」が飛躍的に効果を発揮する性質だからです。それなので、自分としては、この先、がんが目を見張るほどに縮小していることを、できる限りイメージするようにしています。しかし、ここ数日、食後のつかえやもたれがひどいときなどは、「あれだけ大きいがんが、そんなに簡単に小さくなるわけないよな」とつい弱気に走る自分に気づいて、「お。これはいかん!」と自分をたしなめているような状態です。